今、多くの医療機関では、患者さんが多く混雑していると言われます。早く診察を終わらせたいと考え、診察時間の前に医療機関へ行くのですが、それでも早くから待っている患者さんが、一杯いると言われています。
高齢化した患者さんが多く、お年寄りの集会でも開かれているのかと勘違いしてしまう状態にもなっているようです。そんな朝早くから、フルスピードで仕事をしなければならないのが、看護師です。お年寄りの患者さんが多いことは、精神的にも肉体的にもハードな仕事となることが多く、その疲労度はかなりのものと考えられます。
そんな状態が、朝から晩まで続き、時には夜勤の仕事が入るなどすると、疲れている身体は、更に疲労度が増してしまい、寝不足やストレスが溜まることにもなり、仕事にも悪い影響が出てしまうことになってしまいます。若く仕事に希望を持って働いている時は、そんな疲れも気にすることはないのでしょうが、ある程度の年齢になってしまうと、肉体的疲労が重なることで、仕事への気力も失ってしまう時が出て来るようです。
そんな時、多くの人が転職を考えると言われます。元々が好きでなった看護師ですから、仕事自体が嫌いと言うのでない訳です。出来れば充実した仕事をしたいと考えるようになり、医療機関からの転職を考えることになるのでしょう。
そこで考えることが、転職先として考えるのが、夜勤や宿直といった時間が不規則な現場を避けることが出来る、平日の夕方で診察が終わるクリニックです。クリニックの中にも、病床を持っている所がありますが、その多くは無床となっている施設です。
クリニックの特徴は、日・祭日は休み、更には土曜日は午前中で終り、また水曜日とか木曜日にも休日や半日と言うところもあり、休日の体制がしっかりしている嬉しさです。更には入院患者を置かないクリニックも多く、夜遅くまで働くことの心配もいらないと言う仕事のしやすい環境が待っています。
医療機関においての基本は、病院と診療所に分けられることです。ではクリニックや医院は、どの分類となるのですが、医療法で規制されていないこともあり、病院でも診療所での使用が可能とされています。医療法では、病床数が20以上の入院施設をものを病院と称し、無床ないし病床数が19以下のところは、診療所とされていると知っておきましょう。
入院施設のないクリニック等で仕事をすることで、自分の時間をキチンと持てることにもなり、精神的にも肉体的にも落ち着いて仕事が出来るようになることから、転職して来る人が多くなるのも仕方のないことかも知れません。