看護師とは、医院などで医師のサポートをしたり患者への処置や病状の説明などを行う仕事に就く人のことです。業務には患者の体温・血圧測定や採血などがあり、他にも事務処理や患者との対話などその内容は多岐に渡ります。
働き方も日勤や夜勤と幅広く、所属する科も多数あり配置される場所によって業務内容もそれぞれ異なる職種です。一方、産業保健師とは一般の民間企業で業務を行う人のことで、企業に属する社員の健康管理や健康診断のサポートなどが主な業務とされています。
言わば職場の保健室に勤務するようなもので体調不良やケガに見舞われた社員の手当てや処置、健康診断の結果の分析や社員への保健指導などを行います。また、メンタルヘルスに対するアドバイスや指導も必要とされる仕事で、労働時間が長期に及ぶ社員や休職中の社員との面談などが行われることもあります。
心身ともに健康に社員が働けるように設けられた制度のため社員の相談に乗ることもあり、勤務形態や勤務環境などをチェックすることも求められます。看護師と異なるのは所属しているのが勤務する企業になるということで、そのため勤務時間も社員と同じで夜勤は無く、土日は休日となっていますがどちらも人の健康を支える大切な仕事と言えます。