病院と聞くと公的なイメージがありますが、根底にあるのは経営プランではないでしょうか。どんなに優秀な医師や看護師がいたとしても、いつまでも赤字を垂れ流していては存続が危ぶまれてしまいます。存続が危ぶまれてしまうと、結果的に不利益を被るのが患者と地域です。
そうならないように経営プランを練る必要がありますし、成功している病院をお手本にすることが大切です。これからの病院考えると、高齢者との距離感が重要になると言われています。日本は既に超高齢化社会に入っていますし、多角的なビジョンを掲げて老人ホームと併設している医療機関が増えています。
言葉が適切ではありませんが、高齢者をどうやって確保するかが収支を改善させる術と言えるのではないでしょうか。綺麗事を並べても運営は出来ませんし、シビアな面だけでは悪い噂が立ってしまい、スタッフも離れてしまいます。
医療機関専門のコンサルティング会社もありますし、相談をしてみることで答えにたどり着けるのではないでしょうか。大規模災害が起きた場合、地域の拠点となるのが医療機関です。なくなると困りますし、生き残りを懸けて知恵を絞るべきです。そうすることで、光が見えるのではないでしょうか。